プーケットにおけるダイビングの死亡事故について

| 2011年5月10日 | 0 Comments

先日、5月4日午後タイのプーケットにてオープンウォーターの講習中に大変悲しい事故が起きました。

現地プーケットの新聞によるとシバタヒトミ(22)さんは現地ダイビングショップ、マリンプロジェクト(プーケット支店)にてオープンウォーターを受講しておりました。講習中に何らかの理由でBCDにエアが入り水深12mから水面へ急浮上。頭上には他のダイバーたちをピックアップするためのボートが旋回中で、そのボートのスクリューに巻き込まれ即死したようです。

※ 日本のニュースだとシバタさんたちを降ろし、ドロップポイントから離れる際に動き始めたボートに巻き込まれたとなっております。

楽しいGWの旅行先で、そしてこれから楽しいダイビングライフが待っていたであろうシバタさんを襲ったあまりにも悲しい事故。。。現地警察は詳しい事情を関係者各位から聴取している段階であり、誰かを拘留・逮捕するなどの措置は取っていない模様です。日本ならば恐らく業務上過失致死の疑い等でそれなりの捜査が行われるでしょうに。

ニュースの内容を読む限りでは詳しい状況がわかりませんが、それでも多くの「なぜ?」が出てきます。

私がダイブマスターの講習を受けた際、インストラクターに執拗に注意されたのはスクリューの音が聞こえたら講習は中断し、音が聞こえなくなるまで周囲(もちろん生徒からは目をそらしてはダメです。)に注意を払うことでした。そして、ブイの傍から決して離れないこと。インストラクターである彼女自身もボートにはねられそうになった経験を持っていたということもあり、その点はしつこく念を押されたことを今でもはっきりと覚えております。

とにかく東南アジアのダイビングスポットはシーズン中はボート数が非常に多く込み合うのと、船長たちの中には非常に際どい運航をする者がいます。

またオープンウォーターの生徒は当然初心者どころから未経験者ゆえ、予測不能な行動に出ることがあり、あらゆるリスクを考慮して安全なところで講習をしないといけません。故に講習をするインストラクターの責任は重いのです。

ダイビングは規則守り、技術を身につけて行えば、非常に楽しいアクティビティではありますが、一歩でも間違うと命取りになるアクティビティでもあります。

娯楽としてダイビングを行う人、職業としてダイビングを行う人、ダイビングに従事する全ての人たちはこの事故よりてダイビングへの取り組み方を見つめ直すべきなのかもしれません。

 

お亡くなりになったシバタヒトミさんには心よりご冥福をお祈りいたすと共にご家族を始め、旅行に同伴していたご友人たちに謹んでお悔やみ申し上げます。

 

 

 

Category: ダイビング

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