格安SIMは本当に得か計算してみた – 第2弾 –

| 2015年4月7日 | 0 Comments

SIMフリーのiPhone6がアップルストアに販売再開されました。当初発売されてから、二度の価格改定があり、昨年の9月にはiPhone6 16GBは67,800円だったのですが、現在は86,800円と約2万円も値上がりしてしまいました。最も高いiPhone6 Plus 128GBは 98,800円だったのが、122,800円と24,000円も値上がりしています。

そんな中、改めて格安SIMが安いのか再検討してみました。iPhone6が発売当初、bmobileのプランをベースに計算し、いかに格安SIMが得なのかというのことがわかったのですが、実はこの格安SIMは自主購入する端末の代金される部分が大きいのです。iPhoneがこれだけ値上がりしてしまうと、その恩恵も激減するわけです。大手三社は関係なく大部分を負担してくれますからね。

前回にも記載したのですが、大手三社を契約する場合ですが、実際に契約するデータ通信量は5GBが無難だと思います。よほど自分はインターネットを利用しないという人ではない限り、2GBと言うのは微妙な通信量です。気をつけないとすぐに越えてしまう可能性があります。理想は3GBなのですが大手三社で3GBを提供しているのはauだけです。今回の試算は5GB契約を中心に比べて頂けるとわかりやすかもしれません。

格安SIM比較表

参考資料:格安SIM比較表 – 大手三社 vs IIJmio

3GB(2GB)契約の場合

1年目では約2万円のマイナス、2年目で約4万円のプラスとなります。しかし、この4万円のプラスが大きな意味を持つかというと疑問です。大手三社はどこも通話定額を提供していますが、格安SIMは従量課金です。FaceTimeオーディオ、LINEの無料通話、Skypeなどを利用したデータ通信による通話を気兼ねなくするには3GBは微妙です。仮に1分20円(楽天でんわ・みおふぉんダイアルの場合)とすると4万円で約33時間です。2年間で33時間の通話。。。月40分程度の通話量分です。通話定額の方が通話料金を気にせずに話したいだけ話せるので大手の方がいいですね。

 

5GB契約の場合

1年目では約4万円マイナス、2年目で約6万円のプラスとなります。6万円のプラスで月1時間の通話量分が相殺されます。6万円でもまだまだ微妙ですね。但し、5GBあればFaceTime オーディオなどを気兼ねなく利用することが出来るので、音声通話をする頻度は減らせると思います。

 

10GB契約の場合

10GBまで来るとそれなりに恩恵があります。2年間の利用で10万円を超えるプラスがあるため、これだけ違いが出れば通話料の分も相殺して余りあるでしょう。10GBのデータ通信料があれば、FaceTimeなどのデータ通信を用いた音声通話も気兼ねなく利用できるため、10GB契約をするのであれば、格安SIMが良さそうです。

 

結論

前回の試算ではデータ通信料問わず、1年目でだいたいイーブンとなり、2年目で大幅にプラスになる試算でした。今回の試算では1年目ではマイナス、2年目でややプラスという事になります。データ通信をあまり使わない人、通話を主にする人は大手三社で契約したままの方が良いと思います。通話、データ通信共に定額であるので、毎月の料金もわかりやすいでしょう。通話はほとんどしない、スマートフォンを機能を十分に使いこなして、通話料金を節約する自信がある、データ通信量の管理がしっかりできるのであれば、格安SIMもありです。また、データ通信を多く利用するユーザは格安SIMの方が圧倒的に得をすることになります。

格安SIMを1年以上利用している筆者も今回の試算で格安SIMが言うほど格安ではないと言うことがわかり、驚きを隠せません。この原因は兎にも角にもiPhone6・iPhone6 Plusの値上がり、高額な端末代金が原因です。中古品、型落ち、価格が控えめなAndroid端末を購入して利用するのであれば、格安SIMの価値を見出せます。しかし、iPhoneは日本国内において60%のスマートフォンシェアを持っているため、MVNO事業者もその存在は無視できません。乱立するMVNO事業者が今後どのようにして生存していくのか興味深いです。

Category: iijmio, SIMフリーiPhone

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