過敏性腸症候群について (3)

| 2015年3月21日 | 1 Comment

前回の記事では乳製品と納豆を辞める事によって私の過敏性腸症候群が劇的に改善した事を紹介ました。しかし、改善ではあって、完治ではありませんでした。慢性的な症状を抑えられるようになったのですが、突発的に発生する事がまだしばしばありました。

転職によるストレスの軽減

もともと過敏性腸症候群の発祥の原因とされていた職を辞める事になったのもこの頃です。本来、病の原因とされるべき職場なので早々に去る事が最善なのでしょうが、仕事自体は好きでしたし、いかんせん過敏性腸症候群の症状が酷い状態では逆に転職先でまともに仕事できるのかと心配になり、転職を考える事が出来ませんでした。しかし、症状が改善され、普通の生活にある程度自信を取り戻してきたため、思い切って転職するに至り、結果新しい職場ではそれまで感じていたプレッシャーから解放されるという、食生活は別の要因での改善もありました。

増えるNG食品

ストレスから解放され、慢性的な症状から解放された私ですが、ある日突然お腹がぐずり始めて、数日間苦しむみたいな事が稀に起きていました。そのため、まだ摂取してはいけない食べ物があるのではないかと疑い始め、常に何を食べたのかを記録するようにし、お腹の調子が悪くなった場合は、前日に何を食べたのかを思い出すようにしていました。そうする事によって、様々な物に×印がついて行きました。これをはっきり言って地獄でした。ありとあらやる好きな食べ物が摂取不可となっていくからです。ここで私にとって有害であろうとされている食品の一例を紹介します。

致命的な食品

  • 乳製品(ヨーグルト、牛乳、チーズ)
  • 納豆
  • 豆乳

ある一定量を取ると影響が出る食品

  • うどん、パン、パスタなど小麦を使う物
  • チョコレート(乳化剤が入っているためか?)
  • もも、りんご
  • ビール
  • ワイン

なかなか、面倒な事になってきました。せっかく日常生活が戻ってきて、友人たちと食事に行けるようになったのは良いですが、乳製品がNGなため、まず洋食系のお店にはいけません。イタリアンなんて乳製品使わないと成り立たないぐらいなので、行っても食べるものがほとんどないのです。そのため、友人には申し訳ないけど和食系でお願いしますといつもお願いしています。それでも一つ一つ改善していくと突発的な症状も徐々に減っていくのです。好きな食べ物を我慢するのは辛いですが、日常生活をまともに送れないよりかはましと言い聞かせて我慢しています。

FODMAPの発見

そんな独学とも言える食事療法をしているなか、FODMAP食事法という画期的な発見をしました。これはオーストラリアで発表された物で過敏性腸症候群の人には効果的とされている食事療法です。FODMAPとはFermentable、Oligo-、Di-、Mono-saccaharides、Polyolsの頭文字をとっており、発酵性のオリゴ糖、2糖類、単糖類、ポリオールを意味します。過敏性腸症候群の人はこれらの糖類が小腸ではうまく吸収されないため、大腸へと移動し、大腸に負担がかかるために様々な腹痛症状が起こるとされるというのです。FODMAPの詳細に関してはAllaboutにとても詳しく掲載されているため、ぜひこちらを読んでください。この記事を読んだ時は目にうろこでした。ここでNGとして紹介されている食料品がほとんど私のNGリストと合致したからです。つまり、ここで紹介されている食べ物を控えれば良いのだとわかったのです。逆に言えば、これだけ多くのものを控えるのかと少し憂鬱にもなりましたが。

自分なりの解決

過敏性腸症候群になってから、10年近くになります。過敏性腸症候群になったという記憶があるため、完全に解放されることはないのですが、それでもだいぶ日常生活が戻ってきました。友人たちと外食にも行けるようになりましたし、電車に乗って旅行に行くことも苦にならなくなりました。すごい長い時間がかかりましたが、今は徐々に取り戻している時間を楽しんでいます。多くの食べ物が制限される事になりましたが、一部の好物の食品については週末だけは食べるのを許可し、たまに食しています。結果、家で腹痛と格闘することになるのですが。。。

過敏性腸症候群に悩む人へ

もし、今外的要因によるストレスに苦しんでいるのであれば、できることであればそこから脱する道を選択してください。人らしい日常生活を送れることはとても大事です。もしそれが叶わないのであれば、好きな事をしてストレスを解放する事を忘れないでください。そしてその中でFODMAPにあげられる食事療法に取り組んでみて下さい。これら食事療法の効果は数日から数週間で出るとされています。自分の状態をよく観察して、その変化に注意を払って下さい。1つ1つチェックして地道な作業ですが、必ず効果があるはずです。食べてすぐに悪くなるのですが、止めてすぐには良くなりません。時間がかかる事を理解してゆっくり治して行って下さい。

 

Category: 過敏性腸症候群

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